ウェブ・コンテンツ業界の市場規模について

ウェブ・コンテンツ業界の市場規模について

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2011年、ウェブ・コンテンツの売り上げは8,828億円となり、このうちの60.7%をインターネット広告が占めていました。一方では、インターネット広告市場が、8,000億円に上るといった調査結果も出ており、市場規模がさらに拡大している可能性があります。

 

ウェブ・コンテンツ業界の市場規模について

 

市場規模は8,828億円

 

「デジタルコンテンツ白書2012」によると、2011年のコンテンツ市場の規模をメディア別に分類して算出した場合、その内訳は動画配信による売上が650億円、音楽・音声配信による売上が231億円、オンライン・ゲームによる売上が1,613億円、そして静止画・テキストによる売上が6,334億円となっています。

 

さらに静止画・テキストによる売上の内訳を見てみると、データベースサービスが805億円、電子書籍(PC)が37億円、電子書籍(その他の新たなプレイヤー)が112億円、電子雑誌が22億円、そしてなんとインターネット広告が5,358億円となっています。このように、ウェブ・コンテンツ市場のうち半分以上である60.7%をインターネット広告が占めているのです。

 

8,062億円達するインターネット広告

 

一方で、ウェブ・コンテンツ業界において、重要な位置を占めるインターネット広告の市場規模については、電通から「2011年(平成23年)日本の広告費」において別の調査データが発表されています。

 

これによれば、2011年のインターネット広告による売上はなんと8,062億円で、このうち媒体費が6,189億円、広告制作費が1,873億円ということです。

 

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代表的なビジネスモデルのタイプ

 

ウェブ・コンテンツ業界のビジネスモデルはさまざまであり、収益の得方も多様です。 そこでここでは、ウェブ・コンテンツ業界のビジネスがどのように成り立っているのかを紹介します。

 

有料のビジネスモデル

 

ウェブ・コンテンツには、有料サービスと無料で提供されるサービスがあります。有料サービスの場合は、利用するコンテンツごとに料金を支払うタイプと一定の金額を支払い一定期間利用するタイプの二種類があります。

 

例えば、個々の作品ごとに料金が発生する電子書籍の場合は前者のタイプを採用しており、特定の料金を支払い一定の期間利用が可能となる有料のクラウド・サービスは後者のタイプであるといえます。この他にも、定額制のオンライン・ゲームもまた、後者のタイプであるといえます。

 

またアップルのiチューンズ・ストアのように、有料コンテンツを多数取り揃えて販売・配信するプラットフォームのような役割を担うビジネス例もあります。他にも楽天の楽天市場のように、多様な事業者を集めた「マーケットプレイス」と呼ばれるサイトの運営も、いわば一種のプラットフォームであるといえるでしょう。

 

無料のビジネスモデル

 

一方で、ウェブ・コンテンツには、無料で利用できるサービスも多く存在します。最大手のグーグルのように、これらの多くが広告を上手に利用したビジネスを展開しており、検索連動型広告を活用し莫大な利益を生み出しています。 また、有料契約をしている一部の利用者が他の利用者の無料分を担保するフリーミアムというシステムを取り入れる企業も多く存在します。



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