拡大し続けるインターネット広告

拡大し続けるインターネット広告

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ここでは、ウェブ・コンテンツ業界におけるビジネスモデルについて細部に渡り見ていきたいと思います。まずは、広告型のビジネスモデルに注目し、電通が調査したインターネット広告について触れてみます。

 

拡大し続けるインターネット広告

 

インターネット広告の勢いが止まらない

 

電通の調査によると、このところ伸び悩んでいた日本の広告費は、2012年に久しぶりに前年を上回り総額5兆8,913億円となりました。その内インターネット広告費は毎年好調に増加しており、2012年には前年からの伸び率がなんと107.7%となり8,680億円を記録しました。

 

また、2012年のインターネット広告費の内訳を見ると、媒体費が前年比107.7%で6,629億円、広告制作費が前年比109.5%で2,051億円となりました。

 

注目のDSP/RTB

 

電通の調査によると、前述した媒体費のうち3,391億円が検索連動型広告費やDSP/RTBによる運用型広告費であるということです。検索連動型広告の仕組みは、検索サイトに入力されたキーワードに関する広告を利用者の目に留まるようページ内に掲載するというものです。

 

また、DSP/RTBとは、サイトにアクセスした利用者の属性情報をもとに、その利用者に最適な広告であるかが判断されたのちDSPが入札します。そして、最も高額で入札された広告をRTBが応札し、自動的に表示する仕組みとなっています。

 

こうしたハイレベルな技術を応用したインターネット広告は、今後ますます発展するでしょう。またLTEの登場により、これからは屋外でも誰もが快適にインターネットを利用できる時代となるでしょう。

 

これはつまり、今までは固定された端末中心だったインターネット広告のビジネスの幅が、モバイル端末にも広がっていくということです。以上を踏まえ、インターネット広告市場はまだまだ多くの可能を秘めているといえそうです。

 

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アドワーズとアドセンス広告

 

広告ビジネスをうまく活用し収益を得ることに成功したのが、グーグルです。グーグルの広告ビジネスを支える2本柱は、検索連動型広告の「アドワーズ」とウェブページやブログの内容に応じて広告を掲載する「アドセンス」です。

 

アドワーズの仕組みと特徴について

 

2012年、日本円にしておよそ4兆5,000億円(1ドル90円換算)もの収益を得たグーグルですが、その柱となっているのがアドワーズと呼ばれる検索連動型広告と、検索されたページ内容に合致した広告を表示するアドセンスと呼ばれるサービスです。

 

アドワーズとは、利用者が検索したキーワードに関連する広告を検索結果のページ内に表示するサービスのことをいい、表示される広告のことをリスティング広告、あるいはスポンサー・リンクといいます。その仕組みとしてまず、広告主がキーワードごとに広告を入札します。

 

そして、利用者がそれに該当するキーワードを入力すると、入札額と広告の品質により総合評価が高い順に広告が表示されます。そしてこの広告を利用者がクリックすると、広告主よりグーグルに広告料が支払われるというわけです。

 

アドセンスの仕組みと特徴について

 

一方でアドセンスというのは、グーグルがブログやサードパーティーのウェブページ内に、その内容に適応した広告を配信するサービスです。利用者が広告をクリックするごとにグーグルが広告主に対し広告料を支払うという仕組みです。

 

グーグルは以上のシステムを活用し、今まで広告会社に注目されてこなかったより多くの広告主と媒体を集めることができました。これはまさに広告型ビジネスにおける大きな革新といえるでしょう。



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