注目すべき日本のソフトパワーとは?

注目すべき日本のソフトパワーとは?

このエントリーをはてなブックマークに追加  

コンテンツ業界が注目されるのは、その市場規模と潜在成長能力だけではありません。コンテンツ業界のソフト・パワーにも大きな注目が集まっているのです。

 

注目すべき日本のソフトパワーとは?

 

コンテンツの魅力とは?

 

ソフトパワーは、ハーバード大学ケネディスクールのジョセフ・ナイ教授が提唱したものです。「強制や報酬ではなくて、魅力によって望む結果を得る能力」ですが、言い換えると「無形であるけれども否定できないほどの魅力で相手の行動を引き出すこと」です。ナイ教授によると、国家レベルでソフトパワーを考えると3つあるそうです。それは、@文化、A政治的価値観、B外交政策です。

 

コンテンツの観点からは文化に着目します。コンテンツというのは、各々の国の持っている文化的土壌に育まれます。日本には、日本の文化がコンテンツに反映されているのです。このコンテンツを世界に発信するということですから、それは、日本のソフト・パワーを発揮することに他なりません。

 

韓流ドラマは、日本で大ヒットしました。それによって、韓国の日本への意識が縮まったと日本人の意識は変化しています。「良いドラマ=コンテンツは、良い外交官になる。」のです。コンテンツは、そう考えると素晴らしい財産です。

 

日本発のコンテンツは「クール・ジャパン」として、世界では高い評価を受けています。ソフトパワーを活用することは、日本のグローバリゼーションに有効な手段です。

 

スポンサーリンク

 

世界に発進する日本のコンテンツ

 

コンテンツは、非常に重要であると認識されつつあります。国は、コンテンツの促進を国の基本方針の一つとして捕らえています。「知的財産推進計画2012」では「日本を元気にするコンテンツ総合戦略」を提唱しています。

 

知的財産の有効活用からコンテンツ促進法へ

 

コンテンツが注目される理由は色々あります。国はこの点を認識して、02年2月に小泉首相は施政方針演説で、コンテンツを含めた知的財産の有効活用を明言したのです。04年にコンテンツ促進法が整備され、様々な施策が強力に展開されています。

 

12年には、国は知的財産推進計画2012で大まかに2つの戦略を掲げました。第二の戦略は、「日本を元気にするコンテンツ総合戦略」でコンテンツの世界展開を支える基盤整備を重点施策にしています。

 

 

コンテンツの世界流通促進を目指す

 

コンテンツの海外支援会社ANEWが設立されました。日本の世界流通を促進するために、産業革新機構が60億円出資した株式会社です。同社は日本は東京、米国はロサンゼルスにオフィスを持ち、米国映画市場(ハリウッド)経由のコンテンツの海外進出を支援するのです。ハリウッドは、グローバル市場のゲートウェイなのです。12年2月から活動開始、その他の国でも多様な施策を行っています。

 

日本は、コンテンツの国際競争力強化を本格的に行っています。コンテンツ・ビジネスには、大きな可能性が秘められています。



このエントリーをはてなブックマークに追加