フィーチャーフォン向け音楽配信が低迷

フィーチャーフォン向け音楽配信が低迷している現状

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日本レコード協会調べで、11年度フィーチャーフォン向け音楽配信の市場規模は583億円で前年度比78.0%と大幅後退です。この原因は、スマートフォンにあります。

 

フィーチャーフォン向け音楽配信が低迷している現状

 

激減しているフィーチャーフォン向け配信事業

 

フィーチャーフォン対象の売り上げ実績と販売数量を顕します。この音楽配信では、[着うた」「着うたフル」が人気で優良配信事業の牽引役でした。しかし、ピークは2008年で、数量、金額ともに下降気味です。11年販売実績は583億円、前年比78.0%、数量は3億376万で前年比77.5%。市場規模の縮小です。

 

この原因はスマートフォンへの移行といわれます。フィーチャーフォンは移動体通信会社経由で音楽配信し、利用料金を通信会社が徴収、分配していました。

 

スマートフォンへの移行は原因

 

スマートフォンは、インターネットが主流です。移動体通信会社は、顧客の取り込みはできないのです。インターネット通信とフィーチャーフォンの割合は、10年と11年でインターネット配信が拡大し、フィーチャーフォン向け配信の縮小が見られます。スマートフォンへの移行がフィーチャーフォン向け音楽配信の縮小原因です。

 

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インターネット音楽配信は拡大するか

 

フィーチャーフォン向け音楽配信は、下降線です。しかし、インターネット経由の音楽配信は拡大傾向です。インターネット配信が大きな市場になるかどうかはまだわからないといったところです。

 

インターネット配信の市場が拡大する

 

有料音楽配信は、インターネット経由にシフトしています。インターネット配信の売り上げ実績とダウンロード数を見ます。両数値共に右肩上がりで伸びています。11年の市場規模は126億円、ダウンロードは6102万回でした。

 

インターネット配信市場は、拡大傾向ですが、まだまだフィーチャーフォン音楽配信とインターネット配信の合計金額でも709億円、09年度比79.9%です。まだ、フィーチャーフォンの落ち込みを補うところまでいっていません。

 

特有の事情があるインターネット

 

インターネットには楽曲単価が下がるという事情があるのです。フィーチャーフォンでは1曲300円でしたが、インターネットでは150円が一般的か価格です。無料動画配信も、有料配信の大きなネックです。次節でも述べます。

 

 

フィーチャーフォン
従来型多機能携帯電話。いわゆるガラパゴスケータイ(ガラケー)のこと。



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