スマートフォンを使ったオフラインマーケティング

スマートフォンを使ったオフラインマーケティング

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スマートフォンや無線ネットワークの発展は、マーケティングに大きな影響を与えています。O2Oというインターネットを手掛かりとして実際の店舗に呼び込む手法が今、注目されています。

 

スマートフォンを使ったオフラインマーケティング

 

クリック&モルタル→O2Oへ

 

オンライン上の販売促進活動から顧客を実際の店舗に呼び込み、購入を促進させる仕組みがオンライン・ツー・オフライン(O2O)と呼ばれているものです。インターネットが普及し始めたころ、クリック&モルタルという言葉が出回りました。この手法の内容は、インターネットにつながったパソコンを対象に、リアルな店舗の宣伝などを行って来店を促すものです。

 

O2Oもクリック&モルタルも同意義なのですが、違いは対象の端末が、かつてはパソコンだけだったのが、昨今ではモバイル端末がメインのターゲットとされている点です。そのような兆しの中で、多くの企業が顧客を実店舗に呼び込むためにマーケティング戦術を練り、力を入れているのです。

 

リアル店舗に10万人を呼び込む

 

LINEを利用したローソンのクーポンの配信は、O2Oの事例としてとても有名です。ローソンは、2012年6月にLINEの公式アカウントを取得しました。そして、ローソンのフォロワーに対して128円の「Lチキ」の半額クーポンを先着150万人に配信したところ、そのうちの6.6%の約10万人が実店舗でこのクーポンを利用したのです。これは、通常店舗で配布しているクーポンの使用率3%の倍となる良い成績だったのです。

 

ローソンの事例で実証された通り、ハードウェアとネットワークの成長は、ソフトウェアであるコンテンツのマーケティングをも変えることが示されたのです。

 

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位置情報を活用したコンテンツ

 

GPSというスマートフォンの特徴である機能があり、これを応用したコンテンツがO2Oで活用されるようになりました。ハードウェアとネットワークの進展がコンテンツの高度化を促進した一例と言えるでしょう。

 

位置情報を利用したO2O

 

スマートフォンにGPS機能(現在位置を測定するためのシステム)があります。GPSで自分の現在地を送信することをチェックインと言います。この現在地情報を利用し、O2Oを活性化させる事例が増えてきています。

 

現在地情報を活用したもっとも主要な活用方法は、現在地の最寄りの店舗を利用者に教えるサービスです。例えば、マクドナルドの場合、クーポンを配信するとともに、現在地の最寄りの店舗を地図上にて示してくれるアプリをスマートフォン向けに開発し、利用者に提供しています。

 

多彩なサービスが盛りだくさん

 

「スマポ」という同じく、スマートフォン向けのアプリがあります。「スマポ」は顧客がスマポ提携店舗に出向くと、チェックインが自動的に行われ、その顧客にポイントを付けてくれるのです。そのポイントは、提携店舗で利用できるようになっています。

 

また、「コロプラ」という位置情報ゲーム(略して位置ゲー)があります。これは、スマートフォンの位置情報を使って、移動距離を測ったり、特定の場所を認識し、それらを仮想通貨やそのゲームアイテムに変えて、ゲームが楽しめるというユニークな方法をO2Oに用いられています。

 

この手法でサービスを展開したコロプラは、地域の店舗と契約し、店舗で買い物をしても位置ゲーのアイテムを獲得できるという仕組みも作ったのです。これは、地域の店舗にとってもO2Oの戦略を利用した販売促進と言えるでしょう。このようにウェブサービスに位置情報を利用することで、新たなジャンルのサービスの扉が開いたのです。



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