家庭用ゲーム機は、市場回復するのか?

家庭用ゲーム機は、市場回復するのか?

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ユーザーの家庭用ゲーム機離れが急速に進んでいます。それに引き換え、今後スマートフォンが急速に普及し、家庭用ゲーム機に取って代わると予想されています。家庭用ゲーム機の栄光の時代は終わりを迎えようとしているのでしょうか。

 

家庭用ゲーム機は、市場回復するのか?

 

家庭用ゲーム参加人口が激減

 

家庭用ゲームの参加人口を見てみると、ユーザーが激減していることが見て取れます。ただ、2008年と2009年を境に、訪問留置調査からインターネット調査へと変化したため、一概に比較することはできません。

 

しかし、2009年以降の推移を見ても、2009年には4720万人だった参加人口が、2010年には4290万人にまで激減しています。このことから、家庭用ゲーム機離れは年々加速していると言えるでしょう。

 

さて、家庭用ゲーム機の失速の裏で、スマートフォン市場が拡大しつつあるとお伝えしました。野村総合研究所によると、2013年以降のスマートフォン年間販売台数見込みは、2800万〜2900万台にも上ります。

 

2011年の国内家庭用ゲーム機の出荷台数は1020万台で、そのうちスマートフォンが対抗するポータブルゲーム機の台数が759万台です。これは全ゲーム機の74.4%を占めています。

 

家庭用ゲーム機市場の雲行きは怪しい

 

かつてカメラ市場では、デジタルカメラ専用機が勢力を振るっていました。しかし、高いカメラ機能を備えたスマートフォンに、その市場を奪われました。今後、スマートフォン及びスマートフォン用ゲームが発達すれば、家庭用ゲーム機もデジタルカメラと同じ道をたどることになるかもしれません。家庭用ゲーム機の未来は決して明るくないのです。

 

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週間平均3.9日のゲームプレイ

 

週間平均のゲームプレイ時間は微増傾向にあり、2011年の週間平均日数は4.1日でした。また、1日あたりの平均プレイ時間は、平日が83.2分、休日は155.1分となっています。

 

全体の3分の1しかいない毎日ゲームをする人

 

1週間にどれだけゲームをするか、またその割合を示します。2011年のデータを見ると、1番多かったのがほぼ 毎日ゲームをするという答えで、全体の39.4%を占めています。続いて週2〜3日が16.6%、週4〜5%が12.5%でした。

 

長期的にみると、2007年以前は59%未満であった、週4〜5日以上プレイする人の割合が、2008年以降50%を超えてきています。また、プレイ時間が週1日以下の割合も微増していることから、頻繁にゲームをする人とそうでない人に二分化されてきたともとれます。

 

一回のプレイ時間は80分

 

では、1日あたりのゲームプレイ時間を見てみましょう。2011年の平日1日あたりののプレイ時間は83.2分です。また、休日は155.1分であり、平日のほぼ倍の時間ゲームをしていることになります。

 

ここ数年のデータをみると、平日は80分台を推移し、休日は150分台であることが多いです。2011年についても、過去の傾向を引き継いでいます。なお、ここまでの調査は、東京ゲームショーの来場者を対象に行われたものであり、元々ゲームに接触する頻度の高い人に関するデータであると考えた方が良いでしょう。



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