映画業界の動向や市場について

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映画も映像コンテンツを扱う有力な業界です。制作は映画制作会社、流通は配給会社、映画興行会社、放送局、ビデオショップ、レンタルショップがあります。

 

映画業界の動向や市場について

 

映画業界の制作と流通

 

映画業界の中心は、映画制作会社です。日本では東宝、松竹、東映が国内大手3社です。海外では、ワーナー・ブラザーズ映画、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、コロンビア・ピクチャーズなど多数の映画会社があります。

 

流通サイドは、配給会社と映画興行会社、テレビ放送、DVDなどビデオ関連ショップが主要です。

 

配給会社
映画会社が制作した作品を映画館経営の興業会社に配給。大手3社の配給部門、洋画系、独立系などの配給会社あり。

 

映画興業会社
経営する映画館で上映し興行収入を得る。映画会社直営、系列、独立系、外資、量販店系がある。

 

興行収入で収益をはかる

 

映画館興行収入は、一般的には50%が映画興業会社、残り50%を配給会社、映画制作会社に分担です。最近の映画は、投資金額が莫大で、興行収入だけでは回収が困難です。そこで、DVD,テレビ放送の2次利用料を加算してトータルで利益を上げます。放送、ビデオショップなどが映画の流通経路として重要な位置を占めています。

 

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映画業界の市場規模について

 

劇場の興行収入は、市場規模の基準の一つです。しかし、二次利用の売上を加えると、映画業界の売上は、もっと大きなものになります。

 

約2000億円の映画興行市場

 

映画興行収入推移の2000年以降では、00年は1709億円、01年は2000億に乗り、1900〜2000億円を推移しています。10年の興業収入は、過去最高の2207億円です。しかし、12年は前年比107.7%の1952億円でした。11年が少し低かったのです。

 

この額をTV局と比較します。民放キー局は、大体2000億円の売上を達成しています。つまり、映画興行収入は思ったより少なく、キー局1社に及ばないのです。従って、DVDやテレビ放送での二次使用料で収入を上げなければなりませんし、当然これらを加え、映画市場の規模は大きくなります。

 

邦画が復調傾向に

 

邦画と洋画の比率ですが、00年では洋画が1165億円、邦画が543億円でした。邦画は31%でした。しかし02年以後、邦画のシェアが回復し06年には邦画と洋画の比率が逆転しました。12年は邦画が1282億円(65.7%)、洋画が670億円(34.3%)です。



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