シネマ・コンプレックスとは?

シネマ・コンプレックスとは?

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映画興行市場で勢いがあるのが、シネコン(シネマ・コンプレックス)です。シネコンで日本最大のワーナー・マイカルでは、全国61か所の施設に506ものスクリーンを有しています。

 

シネマ・コンプレックスとは?

 

シネマ・コンプレックスとは何か

 

シネマ・コンプレックス、通称シネコンとは、映画館を中心とした複合施設のことを言いますが、日本ではショッピングセンタなどの大型施設に併設されるスタイルが多くみられます。また、日本のシネコンとは、一施設が同一業者によって運営され、5〜10のスクリーンを保有する映画館のことを指すことが多いようです。

 

シネコン事業の強い勢い

 

日本最大のシネコン事業者であるワナー・マイカルは、全国に61か所の映画館があり、506ものスクリーンを有しています。社団法人日本映画製作連盟のデータでは、国内の映画スクリーン数は3339です。短銃に割合を計算すると、ワーナー・マイカルは全国のスクリーンの15.2%占めることになります。

 

また、スクリーン数だけを比較すると、東宝系のTOHOシネマズが611でワーナー・マイカルを上回っています。しかし、これはシネコン以外の映画施設のスクリーン数を含んでいるためです。その他、ユナイテッド・シネマや松竹マルチブレックス等が挙げられます。

 

これらを合わせると、全シネコンのスクリーン数は1774となり、全体に占める割合は83.1%にも上ります。かつての日本では、映画の製作・配給・興行が同一業者によって行われ、そのスタイルが優位を保っていました。

 

しかし、現在では外資系作品を取り入れたシネコンが勢いを増しています。シネコンの進出により、過去の業界慣行は打ち砕かれたのです。

 

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デジタルシネマの進展について

 

今や社会全体に浸透しているデジタル化は、映画業界にも大きな影響を及ぼしています。デジタル・シネマが映画の新たな標準となりつつあるのです。

 

デジタル・シネマとは何か

 

デジタル・シネマとは、従来のフィルム撮影代わり、撮影から上映まで一貫してデジタルデータで対応する映画のことです。近年の映画撮影現場ではデジタル撮影機器の導入が進んでいます。一方、劇場側のデジタル対応が遅れており、上映を行うためには収録したデジタル・データをフィルムに録画しなおすという作業が必要で、デジタル技術の持つ特徴を活かし切ることができませんでした。

 

そこで、デジタル・シネマ、つまり撮影から上映までデジタル・データで対応できる新しい企画が構想されるようになったのです。

 

企画策定のための取組について

 

2012年、デジタル・シネマ・イニチアシブ(DCI)がハリウッドメジャーの共同で設立されました。DCIでは、デジタル・シネマの企画、ビジネスプランや映画館への導入促進手法等を立案、2005年には標準規格として200万画素の2K、400万画素の4Kが策定されたのです。

 

2005年10月からは、日本でもデジタル・シネマ導入実験として「ハリー・ポッターと帆脳のゴブレット」の4K版が一部劇場で放映されました。また、2009年に放映された「アバター」を初めとする、デジタル技術を最大限活かした「3D映画」も、その圧倒的なスケール感から一定の人気を集めています。



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