番組制作会社の厳しい環境について

番組制作会社の厳しい環境について

このエントリーをはてなブックマークに追加  

テレビ番組制作には、番組制作会社がなければ何もできません。中小の番組制作会社が、大手の番組制作会社の下請けをしてるのが現状です。経営環境は、決して楽ではありません。

 

番組制作会社の厳しい環境について

 

大手番組制作会社の現況

 

大手としては、東北新社:売上高、NHKエンタープライズ:528億円などがあります。100億円以上の売上の会社は極めてまれです。放送番組会社の売上推移と1企業当たりの売上推移は、いずれも増加傾向ですが、1社当たりの売上高は、10年度では9億9670万円でしかありません。

 

売上は3億円未満が半分以上を占める

 

小規模事業者が、非常に多いのです。番組制作会社の売上高規模別の事業者構成については、売上高1億円未満の事業者は、約25.3%で1/4です。3億円未満だと54.6%を占めるのです。

 

テレビ局は、大手番組制作会社に依頼、そこは下請けに、更に孫受けにとの構図があります。テレビ局では、番組供給の中心は東京のキー5局です。日本全体でも、10局くらいと考えていいです。番組制作会社は無数にあり、小さな会社は立場も発言権も弱くなります。発注側には大きな権限、受注下請けは従わざるを得ないのが現状です。

 

スポンサーリンク

 

テレビ視聴者の高齢化が進む

 

テレビ視聴者の高齢化が進みます。若い世代はテレビ離れ傾向です。高齢者はテレビ視聴時間が伸び、日本の平均視聴時間を押し上げています。

 

日本人のテレビ視聴時間は3時間27分

 

2010年国民生活時間調査報告書」によると、国民全体が平日にテレビを視聴する時間は3時間28分でした。95年は3時間19分、00年が3時間25分、05年が3時間27分です。日本人の平均テレビ視聴時間は横ばいです。

 

95年、00年、05年と10年ごとに、平日のテレビ視聴時間を性別・年代別に見ると、若い世代でテレビ視聴時間は平均より低いのです。世代が若いほどテレビ視聴時間は時間が少ないのです。

 

平均値では、やや増加傾向の視聴時間も比較的若い世代は減少傾向。男性10〜30代、女性の30代でその傾向が大。95年と比較すると、男性10〜20代、女性の30代は30分以上もテレビ視聴時間が減っています。

 

高齢者は4時間半から5時間半もテレビを見る

 

高齢者を見てみます。60代では男性4時間29分、女性4時間39分、70代以上では、男性5時間39分、女性4時間39分です。また日本人のテレビ視聴率と視聴時間を大幅に上回ります。以上、高齢者世代は日本のテレビ視聴時間を押し上げているでしょう。



このエントリーをはてなブックマークに追加