放送業界の市場構造についての理解

放送業界の市場構造についての理解

このエントリーをはてなブックマークに追加  

映像コンテンツ業界中で存在感は、テレビ事業に勝るものはありません。テレビ放送での放送業界の構造を見てみます。

 

放送業界の市場構造についての理解

 

テレビ放送業界の制作パート

 

テレビ放送業界は、広義では映像コンテンツ業界の一部です。テレビ放送は、地上波テレビ放送、衛星放送、ケーブルテレビ放送があります。テレビ放送業界は、制作パートと流通パートに分かれています。番組制作は放送局も関わり、また外部番組制作会社、プロダクション(アーティスト、俳優を抱える)が携わるのです。これら企業の協力で1本の番組制作をします。

 

テレビ放送業界の流通パート

 

制作された番組は電波、ケーブルテレビ、ネットワークを通し視聴者に届きます。地上波テレビは番組から制作し、番組を提供します。ケーブルテレビは、番組はほとんど外部から調達します。衛星放送は、衛生基幹放送と衛生一般放送があります。

 

衛星基幹放送では、衛星基幹放送事業者(放送番組の制作・編集)が放送局を管理する基幹放送局提供事業者に次の番組の放送を委託します。衛星一般放送では、電気通信事業者が管理する衛星の放送設備を衛星一般放送事業者が借り受けて放送を行います。

 

本来はコンテンツと流通は、異なる事業者によって行われます。地上テレビ放送は、特殊ケースといえるでしょう。

 

スポンサーリンク

 

放送業界の市場規模とは?

 

10年度放送業界の規模は3兆9089億円でした。00年比較では、104.6%の市場規模です。衛星放送とケーブルテレビの市場拡大がここ10年では目立ちます。

 

4兆488億円の市場規模

 

放送市場の長期推移は、00年の市場規模は3兆7378億円、10年度は3兆9098億円。10年間で4.6%の市場拡大です。内訳は00年民間地上放送:2兆6466億円、民間衛星放送;1891億円、ケーブルテレビが2463億円、NHKが6559億円でした。

 

10年は、地上放送;2兆2655億円、民間衛星放送;4185億円、ケーブルテレビ;5437億円、NHK;6812億円です。放送市場の01年から10年度の成長率は96%〜103%で推移しています。成長はケーブルテレビと民間衛星放送です。そのため、各メディアのシェアに多大な影響があります。

 

衛星放送とケーブルテレビの存在感が高まる

 

00年では地上放送70.3%、ケーブルテレビ6.6%、民間衛星放送5.1%、NHKが17.5%のシェアでした。10年度は地上放送58.0%で12.8ポイントダウン、NHKは17.4%とほぼ横ばいです。増加したのは、民間衛星放送10.7%で5.6ポイントアップ、ケーブルテレビは13.9%で7.3ポイントアップでした。



このエントリーをはてなブックマークに追加